チェコ

チェコの大学に英語で留学しているので、大学を紹介します!(秀郁)

初めまして。ニューヨーク大学プラハ(以下、UNYP)のファウンデーションコース(大学準備コース)で英語を学び、現在はBusiness Administrationで経済経営の勉強をしている秀郁(ひでふみ)です。僕がなぜUNYPを選んだのかは一先ず置いて、UNYPがどんな大学なのかを紹介していきたいと思います。

入学のインタビュー

入学する際にTOEFLやIELTSの点数が必要とされます。僕の場合はTOEFLで、TOEFLのスコアが72よりも低い場合、ここに1学期通うことになります。

また、大学が独自で作ったTOEFLのテストを受けることも可能です。もちろん入学に必要なものは他にもあります。高校の成績、卒業証明、自己推薦文(これらはもちろんすべて英語翻訳にする必要があります。さらに卒業、成績証明にはアポスティーユが必要です。)

そしてこれらを提出すると、UNYP側からインタビューを受けることを要求されます。もしプラハにすでにいるという方は大学オフィスまで来てくれと言われるでしょうが、日本にいる場合はさすがにそんなことは言われません。Skypeを使ってインタビューを受けることができます。

ここまで終われば後は結果を待つだけです。すぐに出ますけどね。

コンパクトな二つのキャンパス

現在UNYPのキャンパスは二つあります。1つは授業やオフィス等メインで使うキャンパスで、もう1つはライティングラボ等授業ではあまり使わないものが入っているキャンパスです。

UNYPのキャンパスは一般的な大学キャンパスのイメージとは違って、ずらりと並んだアパートの内の1つがキャンパスになっています。非常にコンパクトな、比較的小さなキャンパスです。キャンパス内は綺麗で過ごしやすいです。

ニューヨーク大学ということで、もちろんキャンパス内は英語環境が整っています。掲示物、メール、オフィススタッフやアドバイザーも全て英語ですので、その点で心配は全くありません。

オフィスのサポートも非常に厚く、ビザ関係でもかなり助けてくれます。何か心配事や問題があるときに質問すれば、可能な範囲でサポート、アドバイスをしてくれます。

生徒はチェコ人も多いですが、ロシアやロシア語を話せる中央アジアの国からの生徒が非常に多く、その他にも様々な国の生徒が在籍しており、非常に多国籍な大学です。ただし東アジア人、東南アジア人はかなり少ないです。(特に日本人の学生はほぼいません)

そのため、交友関係がかなりグローバルになるという大きなメリットと、ロシア語系の生徒は固まりやすく、友達になりにくく友人が増えにくいというデメリットが存在します。(あくまで個人的な感想なので、単純に僕が友達が少ないだけ、という可能性もあります)

授業に関して

ファウンデーションコースということで、受ける授業は全てTOEFLで得点を取るためのものです。受講したのはReading&Writing 、Listening&Speaking、Grammar、English pre-compositionの4つです。

最後4つ目のクラスにはあまり馴染みがないと思います。このクラスでは、主にパラグラフの作成添削など、アカデミックライティングに特化した授業です。

UNYPのクラスは、基本、全て少人数で行われます。僕の現在の授業は12人のため、普通の大学の講義に比べると、生徒数が非常に少ないということがわかると思います。大人数の授業に比べて授業は全員参加型で教授やクラスメイトとコミュニケーションが取りやすいです。授業での集中力も上がるので、授業に積極的に参加し勉強に集中したいのであれば、全クラス少人数クラスで行われるUNYPはかなりオススメだと思います。

授業時間は、11コマ3時間(50分授業10分休憩×3回)で、それが週に4クラスの合計12時間です。

休憩時間は短いので、授業がつながっているときは特に、何か軽食を持って行ったほうが良いです。地下にカフェがあるので休憩に入ってすぐに行けばコーヒーや軽食を買いに行けます。

ちなみに、授業時間帯は9~12時、12~15時、15~18時、18~21時で、授業はこの中のどれかの時間帯で行われます。

宿題の量は、そこそこ多いです。授業外の時間はかなり長いので多少は余裕がありますが、そのぶん時間の使い方をよく考える必要があります。

担当の先生方はネイティブも多く、わかりやすいよう少しゆっくりめで喋ってくれます。もちろんネイティブではない先生もネイティブ並みに喋られるので、英語に関しては全く心配はいりません。授業ももちろんハイレベルで行われますので、やる気さえあればスキルアップは間違いなしです。

大まかな1学期のスケジュールは、1学期15週間、8週目中間テスト15週目期末テストです。これはファンデーションコースでなくても同じです。

もしも授業の時間帯を変えたかったりする場合は、1週目が終わるまでにオフィスに行けば、他の選択肢がある、または空きがあれば変更可能です。それ以降は原則変更不可なので注意して下さい。

授業は3日(9時間)以上の欠席で落とします。もし入学が遅れる場合はその日数も含まれる、ということを覚えておいてください。

万が一、クラスを落としてしまった場合、そのままだと期末テスト(学校独自のTOEFL)を受けて合格点を出しても入学は出来ないのですが、オフィシャルTOEFLを受けて点数をクリアすれば正式入学できます。期末試験のみを落としてしまった場合でも同様の手段でクリアできます。お金と時間を無駄にしない行動をしましょう。

その他

詳しい年間のスケジュールはUNYPのホームページから見ることができます。

夏休みに希望者はサマースクールがあるので授業を受けることもできます。週に3コマ5週間の短期集中です。通常の必須科目でもサマースクール限定の授業でも受けることができます。

自分の学部に対応している授業であれば単位がもらえます。ただし多くても2つまでにしないと、ひたすら辛い日々を過ごすことになります。

後の留学に関して、ヨーロッパの大学に多いエラスムスというシステムに加え、UNYPはニューヨーク州立大学と提携関係にあるということで、ヨーロッパ学士号なら2年次、アメリカ学士号なら3年次から他の分校へ留学して学ぶことができるそうです。(もちろん条件があります)学費はチェコをはじめとするヨーロッパ内の大学としては比較的高めです。(日本からすれば十分安いです。)

UNYPは数々の学習や経験、ヨーロッパ内でアメリカ学士号が取れるなど非常にユニークな大学です。真面目なことばかり書いてきましたが、この文章から少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

https://kuwayasu.com/archives/10259
大学の長所、短所を含んだ紹介記事です。
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