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【バルセロナ旅】歴史的街並みにあふれるゴシック地区を散策

バルセロナの中で、ゴシック地区と呼ばれる旧市街。

旅の前半はゴシック地区の近くの宿に滞在していた私。初めてバルセロナで散策したエリアが、このゴシック地区でした。そのあとも、チュロスを食べに来たり、市場に行ったり、旅中に一番多く訪れたのがこの地区かもしれません。

今回は、ゴシック地区周辺の見どころ、そこで立ち寄ったお店を紹介します!

カップケーキで腹ごしらえ

ゴシック地区と言っているのに、いきなり、しかもカップケーキ。全く「スペインっぽく」はないのですが、ゴシック地区のすぐそばにあるかわいいお店だったので、紹介します。

宿からゴシック地区へと向かう道中、かわいいカップケーキ屋さんを発見。朝ごはんがまだだったので、小腹を満たすため入ってみることに。

店内は、小さなハイテーブルとカウンター席のみで、大きなカフェスペースはなく、ゆっくりお茶をする場所というよりは、さっとコーヒーとカップケーキを食べるだけで済ますか、テイクアウトで立ち寄る人が多そうな様子。

カウンターには海外のお菓子の本に出てきそうな、カップケーキたちが並んでいます。

私は、‘crema catalana’という、カタルーニャ地方発祥のクレームブリュレに似たデザートのテイストを注文。見ための可愛さ抜群です。味は、個人的に苦手なシナモンの味が強く、オレオやバニラの他の味にしておけばよかったと少し後悔。しかしながら、スペインならではの味を体験できたので、これはこれでよし。

このお店は、Brunch & Cake というバルセロナ市内に全5店舗あるカフェのうちの一つで、他のお店ではブランチが楽しめる場所として有名なようです。

Brunch & Cake TallersURL
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ゴシック地区を歩く

さて、腹ごしらえも済んだところでゴシック地区を散策してみます。

歴史を感じさせる街並みで、細い路地がひしめき合い、建物の地上階にはカフェやショップ、その上の階は住民がいて、上を眺めると洗濯物がたなびいている、なんていうことも。

このエリア自体がバルセロナ屈指の観光スポットですが、中に入っていくと地元の人たちが寛ぐ小さな公園があったりもします。

バルセロナ現代美術館Museu d’Art Contemporani de Barcelona。略称MACBA)や、ピカソ美術館など、スペインのアートシーンに触れることができるスポットも。

こちらは観光客でごった返す、有名なランブラス通り。歩行者天国になっており、通りの両脇にはお土産やさんが軒を連ねます。

ゴシック地区のシンボル、カテドラル

ゴシック地区の見どころで見逃せないのが、カテドラル(大聖堂)。日本名ではサンタ・エウラリア大聖堂と呼ばれ、カトリックの教会です。観光スポットとして有名な場所の一つとあって、周辺はたくさんの人で溢れています。毎年300万人がここを訪れるそう。

外側から見る細かな建物のつくりもみものですが、中はさらに圧巻。

高くそびえ立つ教会を支える柱、細かなステンドグラス、存在感のあるパイプオルガン。サグラダファミリアのエネルギッシュな空間とは全く別の、厳かな雰囲気を味わうことができます。

カテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)URL
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バルセロナの市場といえば、ボケリア

サン・ジョセップ市場、通称「ボケリア」。エリアマップによってはゴシック地区に属していない場合もありますが、すぐ側なのでまとめて紹介。バルセロナ最大の市場で、観光スポットとして歩いて回るのが楽しいことはもちろん、様々な食材を購入したり、食したりすることができます。

人気の場所とあって、一歩足を踏み入れると、人人人。

市場内では、野菜・果物・肉・魚介類が売られており、上の写真のようなバルもあって、座って食事をすることもできます。

スペインといえば、生ハム。専門店には生ハムの塊がたくさんぶら下がっており、量り売りで購入可能。

ちょっと味見がしてみたい人のために、食べ歩き用のパッケージに入ったスライスされた生ハムも売られています。

早速私も購入。日本のスーパーで購入できる生ハムとは違う種類で、分厚く色も赤みがあり、塩気が強く、噛めば噛むほど味が出る、ワインが欲しくなる生ハムでした。他にも色々な種類が売られているので、複数人で行くとみんなで色々な味が試せていいですね。

フルーツのディスプレイの方法もおもしろい。カラフルなビジュアルが見ていて楽しくなります。

旅行中であれば、なかなかその場で丸ごとフルーツは買えませんが、カットフルーツも売られているので、こちらもちょっと味見がしてみたい人には嬉しいラインナップ。

他にもフルーツジュースが売られており、特に夏場、暑いバルセロナの人々の熱気に溢れる市場でこれに遭遇すると、飲まずにはいられません。

スペインはご飯がおいしい!というのが私の印象ですが、こうやって市場で違った角度から食事情を見てみるのも、その土地の楽しみ方の一つです。

サン・ジョセップ市場(ボケリア)|URL
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スペインのスイーツ、チュロスを食す

そして最後に紹介するのが、チュロス。日本でチュロスを食べる場所と言えばディズニーランドです(と勝手に私は思っています)が、実はここ、スペインが本場です。

本場のチュロスを食べられる場所を探して私が訪れたのは、 La Pallaresa。ゆったりできるおしゃれなカフェ、という感じではなく、場所柄もあって、チュロスを食べにたくさん観光客が訪れるカフェのようです。

どうやらホットチョコレートに浸すのがチュロスの食べ方の一つとのことで、早速そのセットを注文。

砂糖がまぶされたチュロスを、ホットチョコレートにつけていただきます。

チョコレートは濃厚ですが思ったほど甘くありません。チュロスとの相性も良し。ただ、私にはちょっと濃厚すぎて、全部のチュロスをチョコと一緒には食べることはできませんでした。プレーンのチュロスをそのまま食べつつ、チョコ味を時々はさむ、というのがちょうどよかったです。

La Pallaresa
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最後に

以上、私が旅中に散策した軌跡をもとに、バルセロナのゴシック地区を紹介しました。

歴史を感じさせる街並み、路地が入り組んだ街のつくりで、街歩き自体がおもしろいですし、その合間にみつける観光スポットや、様々なお店など、見どころがたくさんあります。バルセロナを訪れたら外せないエリアのひとつなので、ぜひ足を運んでみてください。

ABOUT ME
Tomomi
1988年九州生まれ、九州育ち。 就職を機に足を踏み入れた東京砂漠から脱出、渡チェコ。 縁あって現在オランダ在住。