【プラハ留学】美しいプラハという街

プラハに留学する、と伝えると多分に漏れず、「え、プラハ?」と聞き返されます。続いて、「チェコ?チェコって何語?」「チェコってどこにあるの?」「あれ、チェコスロバキア?」等々の質問が飛んで来て、日本人にとってはあまり馴染みのない国だということがわかります。

そもそもかくいう私も、嫌いな英語を克服するために留学をしようと、プラハに惹かれた理由はなんとも単純。

・語学留学後の大学院進学予算が残せること。(英語圏の国では学費と生活費が高すぎる)
・日本人が少なそうな場所。(チェコで英語を勉強する、という選択肢を聞いたことがなかった)

・「プラハ」という言葉の響き。(完全なるミーハー心)

という自分の条件に当てはまったので、チェコという国に特になんのこだわりもなく、プラハに留学することを決めたのでした。なので、チェコに関しての知識も全くと言っていいほどなく、ビールで有名な国であることを噂で聞き、会社の後輩からもらった寄せ書きに「カレル橋行ってみてくださいね!」と書いてあって、「そういう観光名所があるのか」と思った程度。(ちなみにカレル橋はマストな観光スポットの一つです。)

街の様相も、自分が住む予定になっていた家の周辺を、Googleマップ(サテライトバージョン)で見た程度で、どんな具合かまったく想像つかないままプラハに足を踏み入れたのでした。

プラハに到着

さて、友達と元同僚からもらった、地球の歩き方とチェコ語会話の本を手に、飛行機に搭乗。成田空港からロンドン経由でプラハ入りです。なぜ、プラハを通り過ぎて戻ってくるロンドン経由かというと、JALのマイレージを利用した航空券を使用したかったから。(前職の出張で貯めたマイルがここで活躍。)東京ーロンドン間の男性CAのコミカルなノリに早速異国情緒を感じつつ、空港好きとしてはたまらない規模のヒースロー空港で散策し、あまり寝ることができないまま、プラハに到着しました。

最初の2泊は、入居予定の家の近くのホテルに滞在予定で、到着するのが22時ということもあって、タクシーで移動。もちろんすでに真っ暗なので、外の様子はあまりわかりません。ホテルに着くと、25kgのスーツケース+バックパックを放り投げ、眠りにつきました。

さっそく街へ

翌日、外は快晴。街を散策することに。私が最初に到着したプラハ7区は中心街ではありませんが、後輩にお勧めされたカレル橋までは4kmと、どうやら歩けそうな距離。徒歩で中心部まで散策してみることにしました。

目指すは橋なので、ヴルタヴァ川沿いを歩いていくことに。カレル橋に到着するまで、街中を走るトラムや、アジアとは全く違う建物たちを目にし、「ああ、ヨーロッパに来たんだなぁ」とじわじわ実感が湧いてきました。

そして目的地に近づいていくにつれ、人も多くなり賑やかな雰囲気に。さあ、カレル橋はいかなるものか。期待に胸が高鳴ります。

カレル橋到着

そして後輩イチオシのスポット、カレル橋到着。最初に迎えてくれるのはどーんとそびえ立つ橋塔です。

ここが橋の始まりで、下を通り抜けると、目の前に広がるのはプラハ城(まだ点の大きさ)と、オレンジ屋根の建物達と、人!

橋は石畳の歩行者専用で、傍らにはおみやげ屋さんや、似顔絵描き、パフォーマー、物乞いの姿も。人で埋め尽くされている橋の上の風景よりも、橋から見るプラハの街の景色が、それはもう綺麗で、綺麗で。ここからは、カレル橋から見える美しいプラハの街を写真でご覧ください。

橋の両側には彫刻が並んでいます

プラハ城を擁するこの景色は圧巻

橋を渡り終えると、城下町のエリア、マラー・ストラナへと道が続きます。

地図を見ると、カレル橋はプラハ城のあるエリアと旧市街地を結ぶ、プラハ観光には欠かせないポイント。そりゃ後輩も鉄板として勧める訳です。橋の真ん中でミュージシャンがチェロを弾いている光景を目にすると、ヨーロッパ・プラハに来た実感値がより高まりました。そして美しいこの景色に、プラハ初心者の私の心はがっちり掴まれたのでした。

旧市街地へ

存分にカレル橋を堪能し、来た道(橋)を引き返し、次は旧市街広場を目指しました。

旧市街広場へと続く道は、両側にどどーんと歴史的情緒のある建物が立ち並び、地上1階には土産店、レストランなどが軒を連ねます。

そして歩みを進めていくと、目の前に現れるのは、圧倒的な存在感を放つ二つの塔が登場。そう、ここが旧市街広場です。

広場には、宗教家ヤン・フスの銅像があり、こちらもかなりの迫力。旧市街地に張り巡らされている路地は、この広場に続いています。

そして、旧市街広場で最も欠かせない見所と言われるのが、天文時計

ぱっと見何時かわからない。

毎正時に行われるカラクリ時計のイベントを観ようと、天文時計前にはたくさんの人が詰めかけます。私はこの日は見逃し、その後何度か正時に居合わせて人々に紛れて鑑賞したのですが、鐘が鳴っていることしか変化がわからず、結局ネットの動画で何が動いているのか確認しました(どうやら小さい窓から人形たちが入れ替わり立ち代り顔を出すようです)しかしながら、時計の凝ったデザインはその背景知識と共に一見の価値あり。

旧市街広場で眺める景色は、とにかく規模が大きくて圧倒されました。ここに通じている色んな路地を散策するのもまた一興です。

まだまだある美しいスポット

この日はカレル橋、旧市街地で初めての散策はおしまい。しかし、まだまだプラハには美しいスポットが満載です。全部は網羅できませんが、もう少しだけ写真とともに紹介したいと思います。

コンサート劇場

プラハは音楽の街としても名高いので、オーケストラ、オペラ、バレエなどが鑑賞できる劇場がたくさんあります。写真は、ルドルフィヌムという音楽公会堂。カレル橋より、もう一つ北側のマーネスーフ橋のすぐそばにあり、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地だそう。川向こうにはメトロのMalostranskáがあり、この橋を渡りながら眺める景色も綺麗なので、家への帰り道にルドルフィヌムの前を通り過ぎ、橋を渡って駅に向かうルートでよく散歩していました。

マーネスーフ橋とプラハ城

正面から見るルドルフィヌム

ちなみに、劇場でではなく教会で開催されたオーケストラを、私は2度観に行きました。2つとも、ドレスコードがあるような敷居の高いものではなく、チケットのお値段も1000円しないくらいとリーズナブル。もともと音楽に精通していない私でも、気軽に楽しむことができました。

教会

こちらはニューヨーク大学プラハの紹介記事でも登場した、Náměstí Míru Peace Squareにある教会。チェコはヨーロッパの中でも無宗教者が多い国でありながら、至るところに教会があります。扉が開いていて、特別な行事が行われていなければ中に入ることができ、美しいステンドグラスを見ることもできます。

Náměstí Míruのこの教会は、このエリアのシンボルで、「いつ見てもきれいだわー」とロシア人の友人が毎回ここを通るたび写真を取るほど。

確かにかっこいい

冬にまた違った様相に見えるのも面白いところです。

どこか寒々しい表情

夜景

プラハの街は、夜も美しい。ライトアップもまた見ものです。

プラハ城

旧市街広場

天文時計

夏は日がとても長く夜9時ごろまで明るいので、飲んだ帰りに酔い冷ましにでも夜景を見てまわるのもいいかもしれません。

ちなみにプラハ城の電球はパナソニックが供給しているそう。

リアルディズニーランド

何の予備知識もないまま訪れた私が目にしたプラハの街は、まさにリアルディズニーランドでした。さすが街全体が世界文化遺産。コンパクトながらも、見所がぎゅっと詰まっています。

長く滞在していると、だんだん観光スポットから足が遠のきがちですが、観光地以外にも美しい場所がありますし、たまに観光地に行ってみると、改めてこんなにも美しい街で暮らしているんだと、実感することができます。

ダーツを投げたノリで決めたプラハでしたが、街の素敵さでいうと、かなりの当たりくじを引くことができたのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1988年九州生まれ、九州育ち。
就職を機に足を踏み入れた東京砂漠から脱出、渡チェコ。
縁あって現在オランダ在住。