はじめの自己紹介からだいぶご無沙汰してしましました。9月からブダペストに留学することになったTomokaです。出発まで約1か月ということで、今回は留学先の大学が決まってから行っている留学に向けた準備について書いていきたいと思います。
はじめに
学校が決まったら、まずビザ申請の予約をしました。現地で申請することもでき、日本で申請しても現地で正式なものに切り替える必要があるのですが、色々と心配なので、日本でできることはなるべく済ませていこうと思いまして。。。
大使館のHPを見ると、留学ビザは遅くても5週間前までには済ませておくようにとのことでしたが、春から夏にかけては申請件数がとても多くなる時期だそうで、早めに予約をする必要がありました。
私は出発3か月前の6月頭に予約の連絡をしたのですが、結局とれた一番早い日は7月の中旬だったので、できるだけ早く連絡したほうが良さそうです。
予約を取ってからはざっくりと
住居探し、航空券の購入、保険加入、ビザ申請に必要な書類集め、ビザ申請
を行いました。
以下順を追って紹介していきます。

住居探し
はじめはなんとなく大学の寮に入りたいなと思っていたのですが、私の行く大学はどうやら正規の学生が優先らしいのと、仮に交渉できたとしても返事が出発ぎりぎりになってしまって日本でのビザ申請に間に合わない可能性が高かったので、シェアハウスをすることにしました。
部屋探しのために利用したのは、オーナーさんが直接物件を投稿している不動産サイトと、現地の留学生向けの不動産屋さんの2つです。当初は不動産に問い合わせて決める予定でしたが、自分で調べてみると他にも安くていい感じの部屋がたくさん出てきたので、並行して不動産サイトでも探してみることにしました。
家賃相場は、もちろん物件によってピンキリですが、大学があるブダペスト中心部周辺のシェアハウスは大体200~400ユーロ、といった感じでした。
不動産サイトを通じては何件か問い合わせたのですが、途中で返信が来なくなったり、担当が違うとたらい回しにされたり(私「あなたが投稿しているのになぜ?」)、投稿されているのにもう埋まっていると言われたり(私「そんなら削除してよ~」)とツッコミどころ満載でした。(運が悪かっただけかもしれませんが。。。)
一方で、不動産会社はやはりきちんとしていて、返信も早く、どんな質問にも丁寧に答えてくれました。
最終的にはサイトではなく不動産会社を通じて決めたのですが、いろいろ紆余曲折あって結局探し始めてから契約書にたどり着くまで一か月ほどかかりました。
サイトと不動産会社、両方使ってみて感じたそれぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。
不動産サイト
- メリット
・物件数が豊富(安い物件も多い)。
・詳細情報が掲載されている(光熱費の金額など)。
・直接オーナーさんと相談できる。 - デメリット
・人によっては返信が遅い。
・契約までスムーズに進まない(場合がある)。
不動産会社
- メリット
・返信が早い
・安心して進められる。 - デメリット
・比較的高めの物件が多い。
航空券
ハンガリーへは日本からの直行便がないので、どこかで乗り換えをする必要があります。検索してみると近隣のヨーロッパ諸国や中東諸国、またはより安い航空券だと、その前にアジアの国で乗り換えがありました。
9月の頭から学校が始まるので、その数日前に着く航空券を買ったのですが、この時期は片道だけでなんと7~10万円以上もして。。。もっと安く行けると思っていた私、スカイスキャナーを毎日見て安くなるタイミングを見張っていましたが、結局そこまで変わらず、ちょっとショックでした。(涙)
(出発の約2か月前に購入したので、もっと早く買っていたら安くすんでいたのかもしれません)
ビザ申請
必要な書類がいくつかあるので、それらをすべて揃えた上で、直接大使館に行って申請を行います。ビザ申請の予約をすると、詳細について書かれたものがメールで送られてきたので、それに従って用意しました。
申請用紙
A4印刷で計5枚ほどあります。滞在中の住所や目的などを記入していきます。

パスポート
必ず原本提出、有効期限に指定があったので要チェックです。
写真2枚
申請用紙に貼る用1枚とプラス1枚です。国によっては背景の色に指定があるようなのですが、ハンガリーの場合は特にありませんでした。
滞在目的を証明するもの
留学の大学の受け入れ許可証を用意しました。
滞在先を証明するもの
私はシェアハウスなので、オーナーさんとの賃貸契約書と、そのアパートの登記記録の2枚を用意しました。どちらも仲介してくれる不動産会社にメールで送ってもらいました。
因みに、申請までに住むところが決まってない場合は、決まるまでの期間(1週間~)の滞在先を証明するホテルなどの予約確認書があれば大丈夫とのことでした。
海外旅行保険への加入証明書
滞在期間と同じ保険期間にしなければいけない、という決まりだけで、それ以外の条件(保険会社や補償内容)には特に指定はありませんでした。
これも航空券と同じように思っていた以上の出費だったのですが、無いとビザが下りないので泣く泣く加入しました。(涙)
滞在中の費用負担を証明するもの
銀行の残高証明書(英文のもの)と、私は授業料の振り込みが既に完了していたのでその送金控えの2つを用意しました。
残高の金額に関しては、事前に問い合わせたところ、”この期間だったらいくら”という明確な基準は設けておらず、住居費を含めた生活費、往復の航空券代、学費を今後も収める必要があれば学費、それらをすべて合計したくらいの金額があればよいとのことでした。
因みにわたしは銀行の残高証明書の請求を、通帳に記載されている支店(実家の近く)と違う支店(今住んでいるところの近く)で行ったのですが、受け取るまで数日かかってしまい、ビザ申請日ぎりぎりになってしまいました。なので、同じような方は余裕をもって行った方が良さそうです。
以上のものをすべて揃えたら
いざハンガリー大使館へ!!!
三田駅を降り、慶応大学を横目にみて、私「大使館てどんな感じなんだろう~」とわくわくしながら大使館に到着。(田舎者なもので。。。)

私「あれ、意外と普通の建物だな。」と思いながらインタフォンを押して中へ。大使館に入るのは人生初だったので、それだけで少しどきどきしました。 きちんと予約制のせいか、部屋に入るとだれもおらず、私一人で、待ち時間一切なくスムーズに進みました。
流れは
- パスポートと必要な書類をすべて提出
- 書類の確認⇒不備や空欄があったらここで直し(埋め)ます
- 写真撮影
- 指紋とり、署名
という感じでした。1時間くらいはかかるかなと思っていたのですが、20分ほどですべて終了しました。
審査が終わったら、後日改めてパスポートを受け取りに行きます。
その他
出発までに必須で行ったことはだいたい以上の通りです!
ここからは、おまけで、上記の他に私がモチベーションupのために行っていることをちょこっと紹介したいと思います。

その①ハンガリーについて知る
せっかくハンガリーに行くので、ハンガリー語も少しは話せるといいなと思い、ハンガリー語の本と、いろんなところに行きたいので観光本を買いました。
これを読みながら、簡単なハンガリー語を言ってみたり、観光地の写真を見て「ここ行きたいな~」「あ~ここも素敵だな~」なんて思ったりしながら日々ハンガリーへの思いを馳せています。
その②英語学習
学校では英語で授業を受けるのでもちろん英語の勉強も。特に私は向こうの大学の受け入れ条件ぎりぎりのスコアで許可が下りたので、日本で少しでも英語を上達させる必要がありまして。。。
家にいるときは英語の動画を見たり、音楽を聴いたり、ブツブツ独り言を言ったり、大学では1年生の時に帰国子女ばかりの環境でトラウマになっていた英語開講の授業を受けたり、積極的に英会話をしたりして、なるべく英語に触れるようにしています。
あとは、帰ってきてどれくらい語学力が上がったか比較できるように、人生ではじめてTOEICを受けてきました。スコアはここで公開するには取るに足らないなんとも微妙な点数でしたが、、、
まぁあくまで比較用だと思ってどれだけ上げられるか自分に期待しています。(笑)
おわりに
文字ばかりの記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
準備段階で既に困ったこともありましたが、自分で外国人と賃貸契約をしたり、ビザ申請を行ったりすると、それだけでも色々な経験ができて、まだ留学に行ってもいないのに謎の達成感があります。(笑)
次回はハンガリーから、たくさん写真付きで投稿できたらいいなと思っております!
それではまた!