こんにちは。ななえです。
さっそく二度目の投稿なんですが、今回は私のヨーロッパ旅行についてです。こないだいってきたんですよ。1週間くらい。留学するつもりの地域はどんなところなのかなーっていうのを見てみたくて。私めが下見っていうとなんか偉そうなので見学って感じです。
旅なんか全然慣れてないし、海外なんかほとんど初めてのくせに一人ぼっちでいったんで、まーーーーーーー色々勉強になったし、あと最終日のハンガリーではGoodFriendsJapanの先輩たち(日本から留学中のみなさん)にお会いする機会を桑原さんが作ってくださったんで、そのおかげもあって本当に学びの多い旅になりました。
貴重な場を作って下さった桑原さん、そして優しく案内して下さったタカ親分さん、大輝さん、ななみさん、本当にありがとうございました!
それでは、だらだらと書いて参ります
一人旅の話
ひとりで何かするとかどっか行くとかわりと平気なので(まあいつもより行動の規模はデカいけど)緊張も興奮も一切なしで出発。飛行機。オニ長かった。ロシアの空を横断。進んでも進んでもまだロシア。ロシアでかすぎて泣いた。
旅程はチェコ→オーストリア→ハンガリーという感じ
フィンランドで飛行機を乗り換えてからのチェコ。時差のせいで出発した日が全然終わらないとか、そういう色々にいちいち一人で感心しっぱなしの旅でした
一日目はチェコの旧市街を歩いてまわりました。まじで綺麗


はじめてだらけのヨーロッパでひとりぼっち、不安だらけなはずなんだけど案外そうでもなくて、たぶんそれは現地の人たちが優しかったこと、ごはんがおいしかったことのおかげです
メニューになんて書いてんのかわからん、店員さんに聞いてもGood!としか言ってくれへん、いま自分が食べてるこれがなんなのかわからん、そんなことたくさんありましたがそれでもちゃんと美味しかったんです。それはほんとにありがたかった。

あとはすれ違う人とかエレベーターに乗り合わせただけの人とかが本当にごく自然に優しく挨拶したり口説いてきたりしてくれるんですよね。ciao~Iloveyouきみは結婚してるのかい?って。最初びっくりしました。
向こうの人はみんなに対してああなのか、それとも私が明らかに異国の観光客だったからなのかはわからないけれど、とにかくしょっぱなから日本人にはないフランクさを大量に感じまくることで多少の心細さは和らいでたような気がします。maji感謝。

一週間だけですが、いろんな国を見てみて日本と大して変わんねえなと感じることも
やっぱり全然ちがうなあと感じることも色々ありまして
びっくりしたのは日本のトイレの綺麗さとか、電車の切符のシステムの違い(距離じゃなくて利用時間で料金決められるっつう異文化感)、喫煙者に優しい街など、あと店員さんたちの全員テキトーな感じもすごく新鮮で面白かった(ホテルマンがTシャツにキャップ被ってるとか、ウェイトレスがずっと指パッチンしてるとか、店番の男女がイチャつき始めるとか、色々ほんまに色々。最高だな)
やっぱり日本とは良くも悪くも別世界やなって印象を受けました。
日本の隅々まできっちりしたのが好きなひともいるけど、なんかそれに過剰に縛られて生きづらくなってるっぽい人よくいるじゃないですかTwitterとかに。ちょっと海外覗いてきただけで偉そうなこと言えないけど、そういう人が、今よりもっとなんていうか自分に合いそうな環境に身を置くっていう選択肢を持てたらなって思ったりしました。
私個人的にはこの旅を経てから、以前よりも日本のこと好きになったし、それと同時に留学したい頑張ろって気持ちがすごく強くなりました。

あと言わずもがなですが、英語できなければできないほど苦しい。ということをほんとに痛感した。意外となんとかなることはなる。でもそういうことじゃないんだ。めちゃめちゃつらかった。自分の言いたいこと伝えられない、相手がなに言ってるのかわかんない、自分以外の人たちは難なくそのへんの人たちとお喋りしてる。私だけ言葉がわからない。その慣れない感覚が無意識のうちに自分の精神面をチョイチョイ攻撃してきた。
そうなんです。わかってたはずなんですけど、実際やはり英語ができないとかなりつらい。でも英語できたらめっちゃ楽しそう。
...ということでもっと勉強頑張ります。うん。もうそれ以外言うことないや。
私は現金オンリーの店で一人でめし食ってカードしか持ってなかったあのときの気持ちを忘れてはいけないのである(これ正直あたしは日本でもどーしたらいいのかわからんわ)
心優しいオーストリア人の店員さんがサッと近くのATMへ行かせてくれたおかげで事なきを得ましたが、ほんとに咄嗟にもっとちゃんと英語話せるスキルがないとやべえな…と。かなりヒヤっとした。
座学もええけど、もっともっと実践しないとなあ。がんばります。
最終日

そして日本に帰る前の最後の日、ブダペストに留学中の先輩方3人にたくさんお世話になりました。ほんとにありがとうございました。楽しかった…!
カフェでお茶したり国会議事堂見たりおいしいグヤーシュご馳走になったり。あとライム。ばか楽しいやんけ。
みなさんに直接お話聞くことで色々リアルなものがリアルなんだなあ~!ということを教えて頂くことができました。
本当にいろんなひとがいて、みんなそれぞれめちゃくちゃ頑張ってるし
あたしもこれから不安なこといっぱいあるけど、総じて前向きに頑張ろって思えました。

私の場合、ガッツリ留学したいとかいう子が周りにいなかったから(しかも英語圏じゃない)なんか何するにも常にひとりぼっちで、留学ってどんな感じなのかほとんどわからなかったんですよね。こうやって先輩と交流できるチャンスだってないし。
だからほんとに今回の旅先でこんな素敵な時間が過ごせて本当に幸せでした。もう全方位に感謝の気持ちでいっぱいです。
とにかくみなさん優しくて、突如現れた私に温かく接してくれて、こんなきっかけをサクッと提案して下さる方がいて、つくづく自分幸せ者やなあと思います。

縁のなかったはずの私と皆さんがこうして突然出会って一緒に仲良くごはん食べてるのが、何だか不思議で嬉しかったです。
みなさん本当にありがとうございました。
おわりに
とまあこんな感じでわたしのヨーロッパ見学記録はおしまいです。とにかく無事だったのでオールオッケーです。
楽しかったかい、と友達に聞かれるけど、忠実な言葉選びにこだわると楽しかったとはちょっと違くて。(いやもちろん楽しいこともたくさんあったよ!!)そもそも度胸試しのつもりだったし一人ぼっちだし、行く前から”楽しみ”にしてた訳じゃなかったからかもしれないです。一番の目的が「楽しむ」なら友達や恋人を連れていけばよかったってのは分かってたんですよ!最初っから!!ただ本当に有意義な一週間でめちゃめちゃ勉強になったし、行く前のあたしと帰ってきたあたしとではぜんぜん違う気がする。こうして物怖じしないでひとりで行ってきてよかったと心から思います。あと行かせてくれた父にも感謝せねば。
早く帰りたいともまだもっとここに居たいとも思わない旅でした。これから留学に向けて一歩ずつ頑張ります。読んでくれて本当にありがとう。
それでは、また!