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【バルセロナ旅】海と街を一望できる、モンジュイックの丘

バルセロナの海と街を一望できるモンジュイックの丘。ガウディ建築やゴシック地区ほどメジャーではないですが、ここにも見どころはたくさんあります。

バルセロナの西の玄関口と言われるスペイン広場から、モンジュイックの丘の頂上まで歩いていくと、約3km。今回は、このルートの途中にある見どころを紹介しつつ、モンジュイックの丘散策をレポートします。

スペイン広場の元闘牛場、現ショッピングモール

モンジュイックの丘散策のスタート地点は、麓にあるスペイン広場。地下鉄Espanya駅を降りてすぐの場所です。ここで目を引くのは、写真の円形の建物。元闘牛場で、現在はショッピングモールになっています。屋上は、円形という建物の特性を生かして360度周りが見渡せるようになっているそう。元闘牛場を利用するというユニークなアイディアなので、スペインのショッピングモールを覗いてみるがてら、立ち寄ってみてもいいかもしれません。

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Arenas de Barcelona Shopping CentreURL
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カタルーニャ美術館

スペイン広場から向かって海側、モンジュイックの丘の上にある建物は、カタルーニャ美術館。元々建物自体は、バルセロナ博覧会のために建設されたものです。その後は美術館として、カタルーニャ現代美術、ロマネスク、ルネサンス、バロック美術の芸術家たちの作品を展示しています。

美術館の階段を上っていくと、すぐ目の前にあるスペイン広場、その奥にあるバルセロナの街を眺めることができます。

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カタルーニャ美術館URL
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オリンピックスタジアム

カタルーニャ美術館の裏手をさらに進んでいくと、1992年のバルセロナオリンピックのために建設されたスタジアムがあります。

見学用に開放されたスタンドがあり、スタジアム内を無料で見ることも可能。

スタジアムの横には、バルセロナオリンピックと同じタイミングで建設されたモンジュイックタワーという、スペインの建築家サンティアゴ・カラトラバが手がけた塔があります。白く136mという高さの存在感のある塔は、晴れた青い空によく映えます。

スタジアムの周りには、オリンピックのために作られた施設や広場があり、その広大な敷地から、オリンピックの壮大な規模感を感じることができました。

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オリンピックスタジアム
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ミロ美術館

オリンピックスタジアムのすぐ近くには、スペインの画家、ミロの美術館。ミロ自身が存命の間に設立した美術館です。初期から晩年にかけてのミロの作品、また主に20世紀、21世紀の美術にフォーカスした展示が行われています。

ピカソにミロ、ガウディと、バルセロナは、世界的に有名な芸術に触れられる都市であることが、こうやって散策しているだけで目の当たりにできます。

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ミロ美術館URL
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モンジュイック城と海辺の景色

さらに丘を登っていくとモンジュイック城があります。お城と聞いて想像するような煌びやかなものではなく、元々は要塞として使用されていた場所です。内部の見学もできますし、イベントや展示会も開催されています。

このお城の横を抜けて、さらに海の方面に進んでいくと、目に飛び込んでくるのがこの景色。

このバルセロナの旅の最初の記事で書いた、「海がある!!!」というバルセロナの魅力を体感できるのがここ。

行き交う船やヨット。

歩いてここまで登ってきたほどよい疲労感に浸りながら、心地よい海風を受けつつしばらくこの景色を眺め、気分もリフレッシュ。

ちなみに、私は歩いてここまで登ってきましたが、地下鉄と頂上を結ぶケーブルカーもあるので、もっと手軽にここまで来ることもできます。

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モンジュイック城URL
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夜の噴水ショー

海側まで行き着いた後は来た道を引き返し、最後はこのエリアで有名な、カタルーニャ美術館とスペイン広場の間にあるマジカ噴水で行われる、夜の噴水ショー。

カタルーニャ美術館もライトアップされて、より美しさが際立ちます。ショーを高台から観ようと、美術館へ登っていく階段にはたくさんの人が。

私がたどり着いた時にはすでに高台のいいロケーションは埋まっていて、下まで降りてショーを観ることにしました。

ショーは音楽に合わせて、水と光が変化し、思った以上の迫力。音楽は、クラシック、ポップなどバラエティ豊かで、老若男女楽しめるプログラムになっています。

噴水ショーの様子はYoutubeでもチェックできます。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=i5EUo_1P0sg]

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マジカ噴水URL
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以上、マイナーながら、思った以上に見どころたくさんの、モンジュイックの丘を紹介しました。観光ではもちろん、個人的には、バルセロナに住んだらここを散歩コースにしたい、と思うくらい、いい眺め、かつ緑がほどよくあって、街の中ほど騒々しくない、オススメしたい場所でした!

ABOUT ME
Tomomi
1988年九州生まれ、九州育ち。 就職を機に足を踏み入れた東京砂漠から脱出、渡チェコ。 縁あって現在オランダ在住。