インタビュー

【ニューヨーク大学プラハ】学生インタビュー | 進学の条件はもう一校の大学も卒業すること。困難を覚悟でUNYPで学ぶことを選んだ理由とは。

ニューヨーク大学プラハ(University of New York in Prague 以下UNYP) に通う学生のインタビューを通して、UNYPでの学生生活、チェコについて、生の声をお届けします!

学生プロフィール

名前:Matouš Hartman

出身:チェコ・プラハ

専攻:Business Administration(American Bachelor’s Programs)

 

UNYP・学生像について

まず、どうしてUNYPを選んだのですか?
Matouš
Matouš
実はもともとは違う大学でエンジニアリングを学んでいたんです。そこでの学習スタイルは、大教室で200人以上の学生と共に講義を受け、ひたすらノートを取り、質問をすることもなく、ただただ受け身でその空間に身を置いているだけでした。一方通行で教授の話を聞き、とりあえずテストをパスして次の教科に進む。何かを「学んでいる」という感覚が全く持てず、1学期が終わる頃にはそこで学ぶことにストレスを感じるようになり、違う道を探し始めました。

どこの大学を選ぶべきか最初は検討がつかなかったのですが、たまたまUNYPに通うアゼルバイジャン出身の友人と話す機会があったんです。彼の勧めもあり、インターネットや雑誌でUNYPに関する情報を調べ、実際に講義に参加してみたいと大学に連絡しました。そして実際に講義に出てみたのですが、その時参加した授業が本当に面白くて。教科は国際ビジネスで、その日のテーマは中国に関してでした。小規模教室で学生が授業を受け、話を聞くだけでなく議論に参加する。教授も自分の実際の経験を交えながらプレゼンテーションをする。自分が今通っている大学とはまったく違うシステムで、これだ!と思いました。

そして両親に、正直に今通っている大学の教育システムに不満があること、UNYPに通いたいことを伝えました。最初にその話をした時、両親はものすごく動揺していました。代々エンジニア一家だったので、今の大学で同じくエンジニアリングを学ぶことが私の家では当たり前だったんです。それでもUNYPに通うことが自分の将来に絶対プラスになると説得を続けました。そこで両親が出してきた条件が、今通う大学も卒業すること。どうしてもUNYPに通いたかったので、その条件を受け入れました。

ということは、同時に二校に通っていたということですよね。
Matouš
Matouš
そうです、最初の1年間はもともと通っていた一校だけ、次の2年間は二校を掛け持ちしました。去年の9月に最初の一校を卒業して(※チェコの国立大学は3年制)、ようやく今はUNYPだけです。
Tomomi
Tomomi
それは大きな決断でしたね…当たり前ですが大変でしたよね。
Matouš
Matouš
そうですね、掛け持ちしていた頃は、もちろん自由時間もそんなにありませんでした。他の人にオススメはしません。(笑)
Tomomi
Tomomi
そうしてでもUNYPに通いたかったということですが、進学先としてUNYPを選ぶメリットは何でしょうか?
Matouš
Matouš
UNYPを選ぶメリットは3つあると思います。1つ目は、英語での学習環境。英語は日常のコミュニケーションでも、ビジネスの場でも、非常に重要な言語です。生涯を通しても、英語を語学として習得することは非常に大きなメリットだと思います。

2つ目は、自分の考えを表現する場がたくさんあるということ。授業では、自主研究や、その成果をクラスでプレゼンテーションをする機会が設けられています。これは、就職の際の面接でも、誰かを説得したり交渉したりする際でも、非常に役に立つ経験だと思います。

3つ目は、面白い学生とたくさん会えること。さらに学生同士の繋がりも強いので、例えば将来的なお互いのキャリアやビジネスにも、このネットワークが活きてくると思います。

Tomomi
Tomomi
面白い学生がたくさんいるということですが、具体的に表現するとしたら、どのような学生が多い印象ですか?
Matouš
Matouš
まず大学全体のことを話すと、学生像ではありませんが、UNYPには様々な国から学生が集まってきており、非常に多文化な環境です。その中でも共通する学生の特徴は、自分自身が何をしたいかを分かっていて、それに向かって努力を惜しまないところ。学生達の設定した目標を達成するためのモチベーションは、私が通っていたもう一校と比較しても、とても高いと思います。そのような姿勢はお互い刺激になりますね。

学生生活について

Tomomi
Tomomi
学生生活の中で力を入れて取り組んだことは何ですか?

Matouš
Matouš
Student Council(学生委員会)の活動です。2年間活動し、最後の学期は委員長を務めました。Student Councilの活動は主に2つあります。1つは学生サークルと学生のためのイベント運営です。イベントに関しては、例えば、入学時の新入生歓迎会や、学期明けやテスト後に在学生向けに行う季節ごとのパーティーなどです。もう1つは学内環境の改善です。大学側と、学生たちが望んでいる改善項目に対して交渉を行います。

Tomomi
Tomomi
何か委員長になるきっかけがあったのですか?

Matouš
Matouš
活動する中でStudent Councilにも何かしら変化が必要だと感じていました。さらなる改革に着手したり、もっと面白いイベントを企画したり。メンバーの中で所属期間が最も長い立場になった時、それを達成するのに自分の経験が役に立つのではないかと思ったんです。もちろん、どれだけ変化をもたらすのが大変かも、委員長としてやっていく中で痛いほどわかりました。

Tomomi
Tomomi
委員長として活動した中で、取り組んだ改革について教えてください。

Matouš
Matouš
一つは学生が自分の成績をオンラインで確認できるようになったこと。それまでは自分の成績を確認できるのは、ペーパーテストの結果を受け取る時か、それ以外は直接聞きに行かなければならず、とてもアナログだったんです。そこで、教授が学内e-learningシステムに学生達の成績を登録し、それをどこでも学生が確認できるよう、システム化しました。それまでも学内e-learning自体は使われていたのですが、成績に関しては活用されていなかったんです。

Tomomi
Tomomi
そうだったんですね。確かに私もUNYPで学んでいる間、学期の途中に、中間テストの成績やプレゼンテーションの評価を確認できたので、自分が単位を取るにはあとどれくらいの成績が必要か前もって想定することができ、とても便利な仕組みだと感じました。

Matouš
Matouš
あとは、学生から評価が低い教員に対して、大学に対応するよう働きかけました。何度もミーティングを開催して、学校側を説得するのはかなり大変でしたね。それでも、学生は学費を払ってますし、不満を持ちながら授業を受けている状況はどう考えても良くない。最終的には、大学もこちらの要望に応えてくれました。

授業と将来について

Tomomi
Tomomi
これまで受けた講義で面白かったものを教えてください。

Matouš
Matouš
まず1つはCohn教授のEthics of Business & Public Administration(ビジネス・行政倫理学)とReason & Argument(理由と論拠)。彼の講義は勉強量にするとかなり多くをこなさなければならない授業ですが、それ自体も楽しめましたし、自分でも成長を感じることができ、たくさんのことを学びました。Cohn教授の話はとてもユニークで、一言一句聞き逃さないよう、授業中はとても集中して講義を聞いていました。

もう一つはFundamentals of Finance(ファイナンス基礎)。授業ではエクセルを使いながら、株式やローンなどの実践的な計算方法や、ビジネスの分析ツールについて学びます。もともとファイナンスや投資に興味があったので、授業自体も楽しめましたし、最終的に自分で投資用の口座を開設して自分自身で試してみるまでに至りました。また、オンラインの教材を活用しており、事前に予習の形で各自30分ほどのビデオを見て、その内容をさらに講義時に深めていくという授業スタイルでした。

Tomomi
Tomomi
確か数学の授業が必修でしたよね。

Matouš
Matouš
どの授業が必修かは学部にもよりますが、College Algebra(大学代数)、Calculus(微分・積分)、Statistic(統計学)などがあり、一般教養の授業として、基本的な数学の授業を取ることになります。(※普通授業以外に個別指導を受けることができる数学のチュートリアルも開設されている)

Tomomi
Tomomi
卒業後の進路はどのように考えていますか。

Matouš
Matouš
現在コンサルタント会社でパートタイムのポジションで仕事をしていますが、とても面白いので卒業後もしばらく同じ業種で働きたいと考えています。その後はその経験を生かして起業したいですね。具体的な事業内容はまだ決めてはいませんが、何かをしようと思った時にすぐに情報が手に入る今の時代、可能性に際限はないと思っています。

チェコについて

Tomomi
Tomomi
プラハのオススメスポットを教えてください。

Matouš
Matouš
まず一つ目は、Petřín。タワーが頂上にあって、プラハ城の近くにある丘です。食べ物とシートを持って、夏場にピクニックをするのが最高です。2つ目はRiegrovy sady。ここもピクニックに最適です。3つ目はZtracenka。英語ではLost Gardenと言われていて、あまり知られていない穴場スポットです。UNYPから徒歩15分のところにあります。以前通っていたもう一つの大学の近くだったので、私もたまたま発見しました。

Tomomi
Tomomi
確かにプラハはピクニックに最適な場所がたくさんありますよね。次にプラハ、チェコでのオススメアクティビティを教えてください。

Matouš
Matouš
プラハでは夏のパドルボートがオススメです。ブルタバ川でプラハ城を眺めながらボートを漕ぐんです。22年プラハに住んでいる私でも、毎年恒例のアクティビティですね。

冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが盛んで、チェコの山はもちろん、アルプスに足を伸ばしたりもします。

あとはチェコ料理も是非楽しんでほしいです。オススメは”Svíčková(スヴィチュコヴァー)” 。私の中での一番はインペリアルカフェのスヴィチュコヴァー。美味しいのはもちろん、ソースがなくなったら継ぎ足しも可能です。そしてもちろんチェコビールも。個人的にビール党ではないのですが、やっぱりチェコビールは美味しいです。特に”Pilsner Urquell(ピルスナー・ウルケル)がオススメです。そういえばピルスナーは日本のビール会社に買収されましたよね

Tomomi
Tomomi
アサヒが買収しましたね。

Matouš
Matouš
日本のビール会社がチェコのホップを使っていると聞いたこともあります。

Tomomi
Tomomi
そうなんですね、それは知りませんでした!

質問は以上です。今日は色々とお話し聞かせていただきありがとうございました。

最後にUNYPの紹介ムービーを。Matoušくんも登場します!

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桑原泰之(管理人)
桑原泰之(管理人)
ニューヨーク大学プラハは、新人のスタッフも多く、人によって伝えることが異なる、間違いが多い、ビザプロセスを理解していないという傾向が強くみられるので、出願する人は一旦、こちらのページ下部から連絡をお願いします。また、大学に連絡を取る際は、「Good Friends Japan told me to contact Timothy on my inquiries」と書いて下さい。確実な情報を提供できる責任者のティモシーにつなぐことができます。
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Tomomi
1988年九州生まれ、九州育ち。 就職を機に足を踏み入れた東京砂漠から脱出、渡チェコ。 縁あって現在オランダ在住。