初めまして、サアナです。
2021年の秋に海外の大学へ進学をしたいと考え、今回Good Friends Japanのサポートを受け目標達成を目指しています。まだ進学先や地域など決まってはいないですが、自身について書かせていだだきます!
- 自己紹介
- 生い立ち
- 高校での留学
- なぜ留学したいのか
- 最後に
自己紹介
名前 サアナ
年齢 18歳(高校3年生)
語学力:英検2級、IELTS overall7
趣味:スポーツ、西洋映画・ドラマ鑑賞、旅行
大学で学びたいこと:ビジネス
学校でIB(インターナショナルバカロレア)のEnglish b HLを履修しています。
生い立ち
東京生まれ東京育ち。普通の日本の幼稚園、小学校、中学校を経て国際的が売りの高校に通っています。両親が旅行が好きで小さい時からいろんな場所に連れてってもらいました。(小さすぎて記憶にないもの多いですが^^;)
今になってこそ、たくさんの経験をさせてくれた親にすごく感謝しているけど、当時は旅行に行っても歴史的な建造物など興味が全くなく、なんでこんなところに来させられているんだろうって思っていたり、旅行に連れて行ってもらえることが当たり前のように感じていた自分がいました。
そんな私が今でも忘れられないのは小学校四年生の時に行ったイタリアのベネツィアです。歴史もなにも知らず、観光名所や建造物そっちのけで食べ物だけを楽しみにしていたのですが、行ってみると今まで行った場所とは全く違うとても美しい場所で、食べ物はもちろん、人や雰囲気全てに魅了されました。今どこに戻りたいかと聞かれたら、即答でベネツィアと答えると思います。世界中から人が集まって賑わい、地元の人々と交流し、尚これまで築いてきた歴史を保護していることの凄さを、時間が経つにつれ、さらに実感するようになり、そんな世界に私も加わりたいと強く思うようになりました。
小学校ではたくさん習い事をさせてもらって、週七日、土日は2個3個梯子していた時期もありました。ピアノ、水泳、空手、そろばん、バレエ、陸上、などの多くの人が習うものから、短期間でしたが、バレーボール、テニス、塾(脳トレ、小論文などの勉強を詰め込むものではないもの)、フィギュアスケート、など様々な習い事を体験しました。笑
中学校ではバスケットボール部に入り、高校受験のために塾との両立で忙しくなり習い事も全て辞めてしまったけど小学校の時に様々な経験ができたことは今でもすごく貴重な時間だったなと思います。1人だけ休みがほぼなく、友達が放課後に遊んでるのを見てうらやましく思ったりすることはもちろんあったし、ピアノなどどうしても好きになれず、ずっと辞めたいと言ってしまっていましたが、、
小さい時から周りに影響されやすいタイプで、小学校低学年の時「名探偵コナン」にどハマりし、探偵や弁護士にしばらく憧れて幼いながら本気で目指していました。笑
また漫画も絵を描くのも好きだったので漫画家になりたい!と言っていた時期や小学校高学年になると小説を読むのにハマり小説家、髪の毛のアレンジにハマり美容師になりたい!とブレブレな夢を抱いていました笑
中学3年で公民を学び、法律に興味を持ってからは、またしばらく弁護士など法学界の職業に憧れたのですが、改めて考えると小さい時からはっきりとした答えのない文系科目はあまり得意ではなく(笑)、得意な数字を使う学問、職業に進みたいと考えるようになりました。
親の勧めで中学2年の時10日間オーストラリアのブリスベンに、中3の時アメリカのロサンゼルスに超短期留学をさせてもらって、海外で学ぶことに興味が出て、国際高校に進学することを決めました。国際高校といっても帰国生枠入試とIBコースがある以外普通の高校とあまり違いはないと感じます笑 ただみんないろんなバックグラウンドを持っているので、自由な考え方の人も多いのではないかな。すごく落ち着く空間です☺︎
入学したときは海外大学進学の近道だと考えIBコースに入ったのですが、2年で実際にIBdpが始まる前の強化選択で限られた選択肢が逆に将来の選択肢を狭めてしまうのではないかと思い、思い切って普通科に変更しました。

学校自体大学の付属校で8割の生徒が内部進学をするのですが、まわりは学びたいことではなく大学を教育課程の一環として、また郊外ではなく都心に通いたいなどの理由で進学、学部(キャンパス)を決めていて、入学した頃から私もみんなと同じように目的もなく進むだけでいいのかな、とずっともやもやを抱いていました。
しかし、何かやりたいことが見つかるわけでもなく、だらだらと高校生活を過ごしていました。高校2年の夏に学校が推奨しているオセアニアへのターム留学(3ヶ月ほど)の申し込み期限があと少しと聞き、何もしないまま高校を終えてしまうより、たった3ヶ月、されど3ヶ月、ずっとしたいと心の隅で思っていた留学に挑戦するラストチャンスだと思い、自分の経験値のためにも留学することにしました。(1年生のときはプレIBというIBコースの1年目にいて、そのまま2年せいでも続けるつもりでいたので、1年間などの留学はプログラム的に厳しく、2年生になる直前でコース変更を決意したので、時間的にも高校で1年間の留学は諦めていました。)
高校での留学
特に準備もせず、高校2年生の1月になりニュージーランドのクライストチャーチでの留学生活が始まりました。(クライストチャーチはニュージーランドの南島に位置する都市で国内で2番目に大きい街です。)初めの2週間はそこの語学学校に通い、語学力の向上に努めました。ここでは想像を遥かに上回るほど日本人の、しかも似た状況の高校生しかおらず、留学中は極力日本語を使わないようにしようと決意していたのに、、とすごくショックでした(笑)
幸い日本人だらけのクラスではなく、IELTSコースに配置していただけて、中国人2人、日本人1人、フィリピン人1人と学校内では国際的なクラスで学ぶことができました。1週目の終わりにIELTSでどのくらいの点数が取れるか過去問を解いたのですが、このときは5.5と言われました。^_^
2週間が過ぎ、残りの2ヶ月間を過ごすティマルという街に引っ越しをしました。ここはバスが40分に1本しか来ない静かな街で、地元の高校に通いました。向こうの高校2年に入ることになり最初の日に科目を選び、ESOL(留学生用の英語)、英語、体育、ビジネス、数学の5教科を選択しました。私の日本の高校では生徒参加型の授業環境を作っている先生が多く、一方通行の講義が少ないのですが、向こうの学校もそれに近く、わからないことがあればその場で聞く人が多かったように思います。
ビジネスの授業は少し変わっていて、ワークブックを1人1人解き進め、終わったら先生に申し出てアサイメントをもらって提出と言う形でした。このとき商品を開発するコンテストのようなものが外部であり、それに参加したい生徒はその準備をしていたので、先生は授業として全員に同じことを教えるのではなく質問をされたら答える、アドバイスをすると言う形でした。
興味深かったのは、ニュージーランドの高校は単位を一定数以上とれば進級、卒業ができるのですが、この単位が授業以外でも取れるんです。私がいたときにあったのは授業時間に開催される人命救助のワークショップ。これに参加することでエキストラの単位がもらえて、さらに授業に出る必要がなくなる、というものでした。やっぱみんな日本と変わらず授業はサボれるならサボりたい精神だったので、ワークショップに参加するため授業に人が全然いないことがしょっちゅうでした笑。
ただ私はこのアイデアにすごく賛成で、動機が授業をさぼるため、単位を取るためであっても、彼らは普段体験しないが実践的でもあるものに触れる機会がとても多かったのです。場所にもよるかもしれませんが、私が日本で生活してきた中ではそのような課外活動は授業外、成績単位に関係ない、というものが多く、興味がない限りワークショップの存在に気づかないことがほとんどだったので、いろんな分野のものに触れることができて素晴らしいなと思いました。一般的な日本の教育課程ではみんなほとんど同じプログラムで、将来どう役に立つのかと疑問に思うものを学び、選択といっても理系文系などの大きな括りがほとんどなので、ニュージーランドのように様々な分野を体験する機会や幅広い教科を選択できると、自分のやりたいことがもっと明確化されるのかなと思いました。
自然がすごく豊かで(お陰で夜によく部屋にガが入ってきましたが笑)、人々もとてもフレンドリーな街での2ヶ月間も無事終え、コロナウイルス感染者がニュージーランドでも増え始めてしまった頃に日本に帰国しました。残念なことにちょうど自粛要請が出た頃だったので友達にも会えず、帰ってすぐ受けようと思っていたIELTSはコロナでキャンセルされてしまいました^^;

なぜ留学したいのか
中学時代の夏休みの短期留学、高校でのターム留学を経て、多種多様である国外での様々な国の考え方、生き方に魅了され日本という小さい国でも勉強はできるけど、海外に出た方が人間的に学ぶことが沢山ある!と思うようになりました(実際日本で18年間過ごしてきたので、日本の考え方はしっかり身についていると感じるので^_^)
最近話題に取り上げられることの多いBLM(black lives matter)でも、SNSを見ていると日本では黒人は周りにいないから自分とは関係のないことと考えている人が多くいるなと改めて感じ、多様性の中で様々な人の考え方を知りたいなという意志が強くなりました。私の通っている学校が国際高校なこともあり、海外で暮らしていたことのある人も多く、周りの友達は考え方が柔軟で、このことが余計グローバルな地に行き、様々な考え方の人と関わりたいと思うきっかけになりました。
ヨーロッパを考え出したのは、やはり金銭的なものが大きいですが、英語を向上するためという目的ではなく、メジャーの科目を学ぶ手段として、また人が世界中から集まる場所なので、人とつながる手段として使えるのが魅力だなと思います。
進学先で学びたいと考えているのはビジネスです。留学先でビジネスを少しだけど学び興味が深まり、マーケティングやファイナンスマネジメントなどを学び国際的なプラットフォームで活躍したいと考えるようになりました。
最後に
これまで自分のこれまでの経緯や考え方、夢などについて書きましたが、影響されやすいという点を長所として、新しいことを留学するとこで今まで以上に体験して吸収し、自分が追求したいものを明確に見つけていきたいです。英語圏ではない国で1人で生活するのは想像以上に大変なことだと思うけど、大学に行くことがゴールではなくスタートとして、挑戦することに恐れず自分の力にしていきたいです。