プラハ2区、トラムとメトロのI.P. Pavlova駅すぐそばにある、Kavárna Pražírna。Kavárnaとはカフェやコーヒーショップのことで、「Kavárna○○」という名前のカフェをプラハではよく目にします。(ちなみにKaváはコーヒーのこと)

カフェの入り口。地下へとお店が続きます。前回の記事のIF caféもそうですが、プラハには地下にカフェやレストランがあることも多いです。建物の壁面のレンガがむき出しになっていて、壁の施工なしでも味がある雰囲気の店内に仕上がっています。


店内は、テーブル席とカウンター席があります。地下というだけでちょっと秘密基地感がありますが、そのイメージ通り、キッチン横の通路を抜けて、さらに進むと奥にもスペースが。

本棚や一人掛け用のソファもあります。

そしてそのさらに奥、ここには、大人数でも相席でも使用できる広々としたダイニングテーブルがありました。子ども用のおもちゃ(写真奥の棚)を置いているところを見ると、家族連れでもカフェタイムが楽しめそうですね。

ドリンクメニューは、コーヒーはもちろん、ジンジャーティー、ホットチョコレート、お酒まで置いています。月曜~金曜は夜の22時まで開いているので、ディナーのあとにもう一杯、もしくはデザートとコーヒー、なんてのにもちょうどいい感じです。フードメニューはお腹いっぱい食べられる感じではありませんが、サンドイッチやスープなどの軽食がオーダーできます。メニューはこちら。(チェコ語なので、Google Chromeの翻訳機能などを利用して見てみてください)
この日私がオーダーしたのは、自家製レモネードとタルト。

プラハでは多くのカフェ・レストランが自家製レモネードを置いています。「レモネード」は日本でイメージする炭酸レモン水ではなく、フルーツのシロップを炭酸水で割ったもの。フレーバーもお店によっていろいろで、ジンジャーやベリー系の定番から、キュウリフレーバーなんていう変わり種まで。ぜひお店のラインナップをチェックしてみてください。

スイーツは、チェコの伝統的なスイーツであるKoláčeのタルトバージョン。ごろごろしたあまーいアプリコットの上にクランブルがのっています。私は甘いパンのような本来のKoláčeそのものよりも、サクサク食感を味わえるこのタルトの方が好きでした。デザートを飾っているショーケースが店内にあり、その日のケーキのラインナップはそこでチェックできます。
お会計は95CZK(約493円) + チップ10%ほど。プラハでは、だいたい100CZK(約519円)前後で、飲み物+スイーツをカフェで楽しめます。そして、チェコはチップの文化があるので、カフェやレストランでは、サービス料が含まれていない場合、合計金額のだいたい5~10%を上乗せして支払います。
私はこの日、コーヒーをオーダーしませんでしたが、このカフェはコーヒーにはかなりこだわりがあるようで、ローストマシンを揃え、自家焙煎しているとのこと。ちなみにこのコーヒー豆はお店で買うこともできます。コーヒー好きであれば、コーヒーを目当てに訪れてみてもいいかもしれません。
地元の人々にも人気なKavárna Pražírna。週末や平日の夜は混雑していて、満席で入れないことも。レビューもGoogle、Yelpともに星4つ以上(2017年12月現在)。ぜひこちらのレビューも参考にしてみてください!
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Kavárna Pražírna|URL
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(レートは2017年12月時点)