今回は、この旅で食したハンガリーグルメと、スーパーで購入したお土産を紹介します!
ハンガリー料理
Gulyás(グヤーシュ)
ハンガリー料理と言えばGulyás(グヤーシュ)、というほど代表格。チェコにも同じ名前の料理があり、グラーシュと呼ばれます。ただ、ハンガリーとチェコのグヤーシュ(グラーシュ)は別物で、ハンガリーのものはさらっとしたスープで、チェコのものはとろみがあるシチューです。私は軽めなハンガリーバージョンの方が好きでした。
フォアグラ
こちらもハンガリー名物、フォアグラ。私がいただいたものは、焼きりんごが付け合わせで、これがまたよく合う。こってりなフォアグラとフォアグラの間の、箸休め的な役割を果たしてくれていました。フォアグラも、パテ以外にこんな贅沢な食べ方をしたのは初めてで、いわずもがな美味でした。
パプリカチキン
パプリカチキン。ハンガリー語では“Paprikás csirke(パプリカーシュチルケ)”。ハンガリーでよくお目にかかる野菜、パプリカのパウダーと、サワークリームと鶏肉が一緒に煮込まれた料理です。じっくり煮込まれたシチューのお肉を食べているようで、とてもおいしかったです。
ロールキャベツ
ロールキャベツ。ハンガリー語では“Töltött káposzta (テルテット・カーポスタ)”。日本にもある料理が出てくるとちょっとホッとします。よく煮込まれたキャベツには味がしみていて、上にかかっているサワークリームのソースも合います。
Lángos(ラーンゴシュ)
Lángos(ラーンゴシュ)。平たい揚げパンに、サワークリームとチーズをのっけた、なんともジャンキーなおやつ。でもこれがなかなか癖になるんです。揚げ物ってなんでこんなにおいしいんでしょう。トッピングは色々と組み合わせがあって、私が食べたものは450HUF(約189円)。私が立ち寄ったところには、他にも、チーズもしくはサワークリームのみのものや、チーズとケチャップのトッピングなんかもありました。
ハンガリースイーツ
Krémes(クレーメシュ)
Krémes(クレーメシュ)。これはまたリピートしたいスイーツ。パイ生地にカスタードクリームが挟まったケーキです。ガイドブックにも載る、人気老舗洋菓子店のカフェでいただいた(こちらの記事参照)こともあって、一見重たそうですが、2個目も考えてしまうくらい、ペロリといけるおいしいスイーツです。
Dobos torta(ドボシュ・トルタ)
Dobos torta(ドボシュ・トルタ)。スポンジとチョコレートクリームが層になり、トップにカラメルがかかったケーキ。
Esterházy torta(エステルハージ・トルタ)
Esterházy torta(エステルハージ・トルタ)。こちらもスポンジとバタークリームが層になり、中にクルミが入ったケーキ。
Torta(トルタ)とはハンガリー語でケーキのこと。こちらのケーキたちは、先ほどのクレーメシュとは違い、ずっしり重みがあって、濃厚な味わい。クリームの存在感がすごく、日本のようなエアリーなスポンジが幅を利かせているケーキはほとんど見かけませんでした。
Palacsinta(パラチンタ)
Palacsinta(パラチンタ)。いわゆるクレープです。ジャムなどを包んで食べるスイーツバージョンと、鶏肉などを包むごはん系バージョンがあるようです。私は朝ごはんがわりにスイーツバージョンをいただきました。チェコにも同じ料理があるのですが、どうやら中・東欧ヨーロッパでは、このクレープ状のものをパンケーキと呼ぶようで、留学当初、カフェでふわふわのパンケーキを想像してオーダー→クレープが出てくる→思ったんと違う…という経験をしました。
Somlói galuska(ショムローイ・ガルシュカ)
Somlói galuska(ショムローイ・ガルシュカ)。見た目のインパクトがすごい!!このチョコレートソースとホイップクリームの量!この甘々なデコレーションの下には、シロップが染み込んだスポンジが。言うまでもなく極甘なスイーツです。一人で食べるにはちょっとつらい。
お土産
最後に、「いうてプラハに住んでる(当時)からまた来れるし、似たようなもの手に入るでしょ」とタカをくくった私が買って帰りたくなったお土産2つを紹介します。2つともスーパーで手に入れました。
トカイワイン
世界三大貴腐ワインとしても数えられるトカイワイン。トカイはハンガリーのワインの産地の名前で、貴腐ワインは最高峰の甘口ワインのこと。ワインも甘党の私は、これは飲んでみたい!ということで、おすすめしてもらったTokaji Aszú puttonyosという種類の、1500円前後のものを手に入れました。プラハに帰っていざ開けてみましたが、1本しか買って帰らなかったことを非常に後悔しました。デザートワインが好きな方はぜひ!
フォアグラの缶詰
フォアグラの缶詰。缶詰になっているものはどんな味なのか気になって購入。どう調理したものか悩みましたが、とりあえずオーブンで焼きました。生臭さが気になり、レストランで食べるフォアグラには残念ながらほど遠く。日本円で500円前後。
以上、ハンガリーグルメ、お土産を紹介しました。ハンガリー料理は、チェコ料理よりも若干軽めで(といっても和食よりは断然重いのですが)、どれもおいしかったです。私のおすすめは、クレーメシュとトカイワイン。甘党の方は、どちらもぜひぜひお試しください。
(レートは2018年3月時点)