自己紹介

【自己紹介】ハンガリー留学を目指すAyakaです!

はじめまして、Ayakaです。

私は2021年秋からのハンガリー留学を考えています。自己紹介等と留学を志した経緯を書いていこうと思います。

  • 自己紹介
  • 生い立ち
  • 海外経験
  • なぜ留学したいのか

自己紹介

静岡県出身、20代の社会人です。英語力は日常会話はできるくらいです。一日中布団の上で過ごせるくらいのインドア派です。

生い立ち

幼少期は道を歩けばみかんの無人販売があるのどかな田舎町で育ちました。性格はとても引っ込み思案で人前で話すと声が震えてしまうような子どもでした。小学校の先生は授業中、私ばかり当ててくるような人で、それが少しトラウマになり学校が苦手でした。人と接しないようにずっと本ばかり読んでいたので、周りから見れば暗い子だったと思います。

我が家は母子家庭だったので経済的に余裕のある家庭ではなく一年に一度はガスや電気が止まるような家でした。小学校の時は自転車を買ってもらえず友達と遊ぶ時、みんなが自転車に乗っている中を私だけ走ってついていった記憶があります。それでも辛いと感じることもなく毎日それなりに幸せに暮らしていました。正直、中学生くらいまで自分の家が貧乏だと気づかずに生きていました。そんな風に前向きに育ててくれた母に感謝です。

高校卒業後、進学せず社会人となりました。当時の私はこれといった夢や目標もなく、だけどとりあえず大学に行くという選択ができるほどの経済的余裕もなく、自然と働く道を選びました。

海外経験

  • カリフォルニア(ホームステイ)
  • アリゾナ(ホームステイ)
  • カナダ(語学留学)
  • メキシコ(旅行)

初海外はアメリカです。幼少期、同い年の親戚の子が英語教室に通いはじめたのを見て私も通いたいと駄々をこねた為、母が英語教室へ通わせてくれてました。その繋がりで8歳と9歳の時アメリカでホームステイを経験しました。小さい頃からずっとアメリカに行きたがっていた私を見るに見兼ねた母がコツコツお金を貯めてくれていたみたいです。感謝です…。

8歳の時、カリフォルニアの田舎町に住む3男4女の大家族の家庭に滞在しました。その一年後、また同じ家庭でホームステイをした際、その家族がアリゾナに住む親戚の家に一緒に連れて行ってくれました。カリフォルニアからアリゾナまで車で約16時間。クーラーボックスに缶ジュースと食料を大量に詰め込み大きなバンでアリゾナへ向かうドライブでした。アリゾナではグランドキャニオンへ連れて行ってくれたり、映画を観に行ったり、ホームパーティーをしたり、家で音楽を流して踊ったり、素敵な体験をしました。

彼らの明るさから内気だった私はやっと自分を表に出せるようになりました。私は日本で母、姉、祖母の4人で暮らしていましたが、母は毎日働いていて一緒に過ごせる時間はあまりなく、祖母が私と姉の面倒をみてくれていました。なので家族でどこかへ行ったり何かをしたりした経験がなかった当時の私にとって、アメリカの大家族と過ごした経験は、とても特別なものになりました。

三度目の海外は高校を卒業して一年後、有り金をはたいて行ったカナダでの語学留学です。語学留学をしたら英語が話せるようになって人生の選択肢が広がるかもという安易な考えと海外への憧れからの留学でした。私が滞在したのはバンクーバー島のビクトリアという小さな街でした。やはり移民国家というだけあって色々な人種の人たちが同じコミュニティの中でそれぞれのびのび生きている印象でとても心地よかったです。

一年にも満たない期間の留学でしたが、カナダではホームステイをした後、ルームシェアをして暮らしていました。ホームステイはカナディアンとフィリピン人の夫婦の家庭だったのですが、いつもママがフィリピン料理を振舞ってくれて、引っ越してからも連絡をくれて、買い物に連れて行ってくれたり、とても愛情深い人でした。ママがフィリピン仲間を集めて夜な夜な私の部屋の前で麻雀大会のようなものを開催して不眠症になりかけたのも、今ではいい思い出です。

ルームシェアはカナディアンと日本人のカップルの家で間借りしていました。彼らと一緒に美味しいと有名な店にピザを食べに行った時、帰りに彼が「俺は日本のセブンイレブンでもっと美味しいものを食った!」と軽く怒っていたのが印象的でした。日本のコンビニの素晴らしさを改めて実感しました。

語学学校ではアジア、ヨーロッパ、南米など世界各国から来た幅広い世代の人々と出会いました。授業で印象的だったのは、皆んなよく喋るということです。南米の人達は文法なんか気にもせずとにかく発言している感じでした。そして、どんなトピックでも皆それぞれ自分の意見を持っているのも印象的でした。私は英語を話す以前にそもそも自分の意見がないことに気づき焦りました。

色々なことがありましたが、ここで出会った方々は今でもとても大切で特別な存在です。そしてこの出会いが将来について真剣に考えさせられるきっかけになりました。

カナダ留学から帰国後、メキシコへ旅行へ行きました。メキシコへは、カナダ留学中に出会った友達を訪ねに行きました。友達の住むメキシコシティからバスに乗り、サン・ミゲル・デ・アジェンデという世界遺産の街とグァナファトというカラフルな街へ小旅行しました。

観光地は治安も悪くなく、街並みもとても綺麗でした。首都のメキシコシティは都会的でしたが、少し街から離れると道は整備された綺麗な道路ではなくなり、結構汚い場所が多く、側溝にゴミがパンパンに詰まっていたり、オシャレなショッピングセンターのトイレは悲惨な状態だったりと、多々衝撃を受けました。

またメキシコシティではアジア人が珍しいらしく、歩くだけで沢山の人からジロジロ見られました。一人で歩くのは危険だからと、友達や友達の家族と常に一緒に行動していました。後で知ったのですが、メキシコではここ14年間で6万人以上の人が行方不明になっているそうで、だからあんなに気をつけいたのかと分かりました…。実際、街中でも行方不明の張り紙をちらほら目撃していました。

他に印象的な思い出といえば、路上で先住民族の子供達が楽器を演奏してお金を集めているのを見た時、友達が「彼らは学校へ通っていないから、スペイン語を話せないんだよ、スペイン語を話せないと働ける場所がないから、ああやってお金を稼いでいるんだ」と聞いた時、メキシコのひとつの現実を知りました。

それでもメキシコは素敵な場所で、食べ物も美味しく、また訪れたいと心から思います。全体的にまだまだ発展途上であると感じる一方、その途上感からか、危険と隣り合わせのスリルからか、生きている…という日本では感じた事の無い感覚を味わえた貴重な経験でした。

以上が私の海外経験になります。

なぜ留学したいのか

私が留学を決意したきっかけは、ここ数年の出来事にあります。

一番はじめのきっかけは数年前のカナダ留学です。私はカナダ留学で沢山の方々と出会いました。その出会いから私はあることを思い知りました。それは、自分はまだ何も持っていないということです。

海外の大学へ進学するために頑張っている中高生、医者、英語の先生、CAなど夢を叶えるために来ている大学生、エンジニアやエコノミストなどそれぞれ素敵なキャリアを持つ大人たち、そんな人達に囲まれた時、私は自分について語れるものが何一つ無いことに気がつきました。今まで成し遂げたことも、これから目指しているものも何もない、そんな自分を恥ずかしく思いました。そして日本に帰国してからも、それをより強く感じました。

このままではダメだと思いながらも、自分が何をしたいのか何が出来るのかも分からず、とりあえずでアルバイトをはじめ、そのままダラダラと過ごしていました。しかしコロナウイルスが流行したことで、その生活も危うくなります。コロナの影響で職場の経営状態が悪くなり、仕事が減りました。何の資格もない高卒でアルバイトの私は、やはり一番最初に人件費削減の対象になりました。今は幸い元の状態に戻りつつありますが、その事が人生を変えなければいけないと切実に考える転機となりました。

その後、色々な事を考えた結果、進学を決意しました。やはり学位は持てるのなら持っておいた方がいいと思ったからです。知識や学力の証明になりますし、社会に出たとき、自分という人間を評価されるひとつの要素にもなります。

ということで、はじめは日本での進学先を探していました。そして一つの学校に絞って実際に訪れたりもしたのですが、何かずっと腑に落ちないものがありました。日本で進学するのにもこれだけの費用がかかるのかと。高いお金を払って同じ時間を使うなら海外の大学で英語を使い、違う文化の中に身を置く方が有意義ではないかと思いました。

しかしアメリカやカナダ、オーストラリアどこをさがしても費用の面から海外進学はさすがに無理かと諦めていた時、たまたまハンガリー留学の記事を見つけました。日本の大学と変わらないかそれ以下の学費で留学ができる、そんな上手い話があったのか…と驚きました。

色々調べていくうちにヨーロッパには費用を抑えて留学できる場所がいくつかあることを知りました。その中でもハンガリーの物価や治安的に魅力を感じ、ここに留学したいと思いました。そしてGood Friends Japanさんのサイトを見つけ、是非留学に関する情報やサポートをお願いしたく、藁にもすがる思いでこうして自己紹介を書かせていただくことになりました。

さいごに

私は留学を決意するまでに沢山の時間を費やしてしまいました。ずっと海外へ行きたい、海外で働きたいという漠然とした夢は持っていたものの、自分のやりたいこと、学びたいことが分からない、まずはそれを見つけなければいけない、立派な夢を持たなければいけない、そんなことを考えていたらあっという間に時間は過ぎていました。

でも、そんな悩みを抱えている人はそこら中にいて、若くしてはっきりとした夢や目標を持っている人の方が意外と少ないのだと最近になり気づきました。夢があるに越したことはないですが、今、最終的なゴールを決める必要なんてないと分かったとき、一歩踏み出そうと思えました。何か興味があるものがあるなら、好奇心をそそられるものがあるなら飛び込んでみる、そうしないと時間はあっという間に過ぎて、気づいた時には頭も体も老化しています。とりあえずでもいいから行動を起こすことが重要だと思います。

私の今の目標は海外の大学へ進学し、20代のうちにキャリアをスタートさせることです。日本ではない別の国で働くこともそうです。私はこれからの留学で社会人留学のひとつの例に、また同じような悩みや不安等抱いている方々、留学を目指す方々の役に何らかのかたちで立てればなと考えています。